野球賭博問題

過去にもあった野球賭博問題プロ野球選手の逮捕者も

逮捕者

プロ野球読売ジャイアンツの選手3名が、野球賭博に関与したとして事実上の永久追放処分となりました。 プロ野球界では過去にも野球賭博による永久追放処分者を出しており、選手たちの賭博に対する認識の甘さが浮き彫りになっています。

1969年には八百長行為や野球賭博に端を発した問題が、オートレースの八百長事件との関わりや暴力団との繋がりが発覚、「黒い霧事件」として国会でも取り上げられるほどの不祥事となり、世間を騒然とさせました。

野球の八百長問題とは別に、オートレースの八百長問題によりオートレース選手13名が逮捕された後に、プロ野球選手が絡んでいることが判明し、小型自動車競走法違反で中日の田中勉投手、大洋の高山勲投手、中日の小川投手、更に阪神タイガースの葛城選手やヤクルトの桑田選手など、最終的に5名が逮捕される事態となりました。

この事件では、現役選手合計19名が処分され、一部チームバランスが崩れるなどプロ野球界に大きな影響を与えることとなりました。