野球賭博問題

大相撲野球賭博問題のその後

大相撲野球賭博問題

2010年、大相撲の現役力士がプロ野球の野球賭博に関与するという「大相撲野球賭博問題」が発覚、当時大関として活躍していた琴光喜や、元関脇として人気を博した貴闘力こと大嶽親方の二人が解雇処分となったほか、多くの関係者が処分される事態となりました。

この問題は処分をもって終了したわけでは無く、その後、翌2011年には捜査の段階で八百長問題が発覚、この影響を受けて2011年の春場所が中止となっています。 後日、相撲協会により詳細な処分内容が発表され、八百長に加担した力士に対する処分のほか、58名が引退することを発表、このほか職務停止や降格、昇格停止や解雇など数多くの親方が処分されました。

プロ野球の賭博問題に端を発したこの問題は、結果的に相撲界に蔓延っていた八百長や無気力相撲をも暴く結果となったほか、暴力団と繋がりを持つ力士や親方の存在をも明らかにしました。 八百長問題は国外でもニュースで大きく報道されるなど、闇の存在は世界的にも注目され、相撲界の汚点として傷跡を残しました。