野球賭博問題

巨人福田投手のニュースに見る野球賭博の広がり

野球賭博

プロ野球の巨人軍に所属する選手が、野球賭博容疑で警視庁から事情聴取を受けたことがニュースで報道されたほか、球団からは契約解除となり、NPBからは無期失格処分となりました。

処分を受けたのは元巨人軍の福田投手、笠原投手、松本竜也投手の3名で、プロ野球界では1970年前後に起きた「黒い霧事件」以来の賭博事件へと発展しました。 福田投手は、野球賭博で100万円以上もの負債を抱えていたほか、パチンコや賭けマージャンなどギャンブル好きでも有名で、税理士法人勤務の男性や笠原投手と共に、賭けマージャンを行っていた可能性も指摘されています。

巨人・福田投手の野球賭博は、強いチームにハンデが付けられるほか、胴元には手数料として一割が手元に入るなど、暴力団関係者が行っている、いわゆる「暴力団ルール」と同じとされています。 八百長など敗退行為に関する報道は無かったものの、チーム状況ほか詳細な情報を入手できる立場にあったことから疑念を拭うのは難しく、闇世界との繋がりも懸念されています。