野球賭博問題

野球賭博が厳罰化されている背景

厳罰化

セリーグの強豪球団の2軍選手がプロ野球の勝ち負けを賭けの対象とし金品のやり取りをしたことが問題となっていますが、そもそもプロ野球に賭け事をする野球賭博が厳罰化されている背景に何があるのかというと過去に同じことが起こったためです。

日本ではギャンブルといった行為は法律で許されているものとされていないものに分けられており当然ながらプロ野球の野球賭博は許されていないものに入ります。しかし1970年において各球団の現役選手が、この野球賭博をしていた闇の時代が存在します。

法律で許されていないということは、それを行う人は反社会勢力がかかわっていることになり実際に過去にこの事件が起こったときには裏でそういった勢力が野球界に入り込んでいた事が明るみになったのです。社会の安全をおびやかす反社会勢力の資金源となることに加えて、この賭博行為になると賭けの対象が起こるか起こらないかを賭けることになるので実際に現役選手が関係していると裏で口裏あわせなどが横行することになります。

そして一度この行為に手を染めると反社会勢力に弱みを握られることを意味し、それが公にされたくなければ再び行うことを強要されるという悪循環になるため厳罰化されているのです。